うさことさくらセンセの願望実現のお話

32歳イケてない女子うさこが「なりたいあたしになる!」と、さくらセンセと一緒に願望実現レッスン。恋も仕事も、うさこの自己実現は達成するのか?一緒に潜在意識へアクセスして願望を実現させちゃいましょう!
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レッスン1♪「嫌なことを全部書き出そう」

 
さくらセンセはだまって聞いていた。あたしは、情けない話を終えて、センセが煎れた緑茶をすすった。

 

「うさみみは、うさこの心だよ。潜在意識からのメッセージというか。うさこが自己実現しないことには、そのうさみみは消えないよ」

はあ!?なにそれ。

「うさこ、昨日すごく自分が嫌で、泣いて、なんもかも嫌になっちゃって、幸せになりたいって思ったんでしょ」
思った。胸がちぎれるくらい、思った。

仕事ではやりたくない外回り営業。窓口には嫌いな後輩ミチヨが座っている。しかも、営業部に配属されてもう5月。まだ契約は一件も取れていない。ダントツのビリだ。

恋愛は、不倫でしかも相手にふられ、彼と付き合えるなら、結婚への夢も見ない事にしていた。あたしの結婚は、この事件でなお遠のいた。しかも相手はミチヨだし。

仕事も恋愛も、いいことなんてなかった。もう32歳。後がないような恐怖にさいなまれた。

 

「うさみみは、うさこのホントの心。潜在意識の『早くなんとかしてよ!』って叫びが耳になったんだよ。なんとかしてやるまで、その耳は浄化されないだろうねえ」

されないだろうねえって、どうすればいいの?自己実現って。

 

「うさこの願い事ってなに?」

「あたしの願い事?…うーん」

「今まで、まあいいやって生きてきたんじゃない?でも、それじゃ心が窮屈でがまんできなくなっちゃうんだよ。人はみんな、やらなくちゃいけないことを持って生まれてくるんだもの。

一生のうち、そのことに気づかないまま、不満をないことにしてなんとなく終わっちゃう人と、やりたい事をみつけて願望を形にして充実して自己実現しているのと、どっちが楽しいと思う?

どっちが、幸せだと思う?」

 

心が痛かった。気のせいか、耳も痛い。あたしの耳も頭の耳も。

「なんで、うさこに耳が見えているのかはよくわからないけど、見えていることはラッキーよね。見えなかったら、私のところに来なかったわけだし。うさこ、どうする?」

 

やるしかなかろう。あたしの願望、自己実現。

一生頭に耳を付けているわけにもいかない。

願望っていうと、金とか男とかになりがちだけど、そこは後でゆっくり考えよう。

 

「じゃあ、始めようか。とりあえず、朝ご飯たべよ。うさこ、目が赤いままだよ。泣いてカロリー消費したでしょ。男のことは、なんで出会ったのかはそのうちわかって来るよ」

そう言って、さくらセンセはシリアルに無調整豆乳をどくどくかけて、あたしに差し出した。

 

固めのシリアルを、あたしとセンセはボリボリ音を立てて食べた。ドライフルーツが、ほんのり甘かった。涙がこぼれそうになった。

 

 

センセの家からとぼとぼ歩いてアパートまでつく間、どうやら耳はあたしにしか見えていないことに気が付いた。

そして、町を歩くひとたちの中には、あたしみたいに耳をつけた人がたくさんいることに驚いた。

耳をつけていなくて、背中に羽みたいな光を持っている人もいた。そのひとは、歩き方も表情もどこか堂々としていて魅力的だった。

 

センセから、宿題を出された。今日一日じっくり考えてやってみるように言われた。

 

「嫌なことを全部書き出す」

 

なりたい自分について書くならわかるけど、なんで嫌なことから書かなくちゃならないのか。傷もまだ深くて痛いのに。

 

「嫌なことをぜーんぶ書き出して。とにかく嫌で変わりたいこと。全部書くことで、自分の本当の気持ちがわかるの。何に我慢してきたのか、何をないことにしてきたのかがわかるから。そうしたら、本当の願望が見えてくるのよ。嫌なこととの対極に、『どうだったら自分が気持ちよくてうれしいことなのか』の答えがあるの。その答えを見つけるためには、本当に嫌なこと、本当は嫌だったことに気付かなくちゃ」

 

本当に嫌なことの対極に、本当の願望がある。わかるような気がする。

あたしは、家に帰りノートを取り出し嫌なことについて、考えた。

 

ほんとは、不倫なんていやだった。気を使う恋愛は嫌だった。嫌われるのがいつも怖かった。愛人って立場もいやだ。誰だって彼氏の一番でありたい。あたしだっておんだじだ。

営業は嫌だ。でも、人と話すのは嫌いじゃない。

お願いをして売り込むのが嫌なのかもしれない。買って下さいって言うのが嫌だ。

しかも、あたしの売っているのは生命保険だ。保険屋はしつこくて嫌だ。あたしがそう思っているだけなのかもしれない。

部屋が散らかっているのも、ホントは嫌い。でも、疲れちゃってやさぐれちゃって、部屋の中はあたしの心の中みたいだ。

給料は、そこそこ満足していたけど、これからは残業手当がつかない。営業成果手当てだけだと、今月の給料は基本給だけだ。このままだと老後の貯蓄もできない。

「32歳で老後か…」

老後の心配をしている自分も嫌だ。その前にでかいことをしてみたいような気もする。

結婚もしたいし、その前にまともな恋愛もしたい。びくびくする恋愛はもうこりごりだ。

 

嫌なことを探す作業は、思いのほか楽しかった。

なんだか、自分の気持ちを掃除している気分になっていった。センセの言うところの「浄化」だろう。

 

「潜在意識を浄化してクリーニングしないと、願望は届かないんだよ」

 

確かに、汚い水で洗濯してもきれいにならない。汚れた筆で色を塗っても濁るだけだ。雑音の中で叫んでも、声は届かないだろう。

 

いつしか、あたしはこの不愉快な、以外と楽しい作業に没頭していった。

のーてんきなあたしのウサギは、あいかわらずのーてんきに、あたしのノートを壁の上から眺めていた。



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